結論:酒は合法ドラッグ。手放して困ることはゼロだった。

2025年5月6日から断酒して今日で2ヶ月半。
結論から言うと、戻りたい気持ちは 1 ミリも湧かない。むしろ「もっと早く辞めとけば…」が本音。
- 体・時間・金・感情──全部がじわじわ削られていた
- 断酒した今は “静かな快適” が増え続けている
理由:このまま行けば、親父と同じエンドロール

20歳、憧れだけで飲みはじめた

- 飲み会で無理に飲んで吐く → 「飲める=カッコいい」という謎洗脳があった
- 20歳の頃は家飲みゼロ、酒も弱い──ここまでは普通の若者
“酒がデフォルト” の家庭環境

- 親父は休みの日は昼から飲むタイプ
- 休日は夕方から家族で親父の酒飲み仲間の家に行ってホームパーティという名の飲み会
- それを見て育ち、「それが普通」と思い込む。むしろ楽しかった。
1986年生まれ、親父が35歳の時の子。
よく考えれば“酒が人生を蝕むプロセス” をリアルタイムで観察していた。
自分も同じレールにギアチェンジ

そんな俺も歳を重ねると
週末の飲み会
→ たまの家飲み
→ 平日晩酌
→ 酒ありきの生活
そして2021年、親父は 69 歳で逝った。
アルコール依存 → 肝硬変 → 腎不全──教科書通りのコース。
そこからも俺は飲み続けた。友達や同僚との交流は飲み前提だった。
でも2025年になった今、アルコールに支配されるその手前で俺はブレーキを踏んだ。
体・金・感情、ジワジワ腐敗してた現実

健康メーターが真っ赤
- 高血圧
- 腎臓の検査値に黄色ランプ
- アトピー悪化(メンタル削りポイント)
「年齢かな〜」は、ほぼ 言い訳 だった。
財布の中身も時間も無駄にしていた
外飲みは月に1〜2万円で年間15万〜25万の出費。
後輩に奢ったりすると更に金額は増える。
働いたお金を酒に溶かしていたと考えるとお金だけじゃなく時間も無駄にしていた。
冷静に考えると、コスパどころか マイナス利回り。
節約脳 × 炭酸水 = 断酒完了スイッチ

そんな中、2025年、節約モードに突入。
初めて付けた家計簿を眺めて気づく。
「酒自体は、実はそんなに美味くないし……炭酸水で良くね?」
ウィルキンソンをキンッキンに冷やして飲んだ瞬間──スイッチOFF。
罪悪感ゼロ、価格は1/5、満足度フル。
炭酸水、まさかの最強代替品だった。
過去に半年だけ禁酒したときは「まぁそのうち飲む」が前提。
今回は炭酸水という “代替アイテム” があるから続く自信しかない。
酒のメリットは幻想、デメリットは現実

よくある “メリット” → 全部錯覚
- ストレス解消 → 酔いが切れたら倍返し
- 人付き合い → 酒ナシでも続く関係がホンモノ
- 楽しい → 記憶は曖昧、翌日だるい
デメリットはエビデンス付き
- 肝臓・腎臓ダメージ
- 睡眠の質ガタ落ち
- 翌日の集中力↓
- 肌荒れ&アトピー悪化
- 出費膨張
- 判断力バグ → 失言率アップ
しかも「適量なら健康に良い」は最新研究でほぼ否定。
ゼロが最強、これが2025年の常識。
まとめ:失ったのはアルコールだけ。得たものは山盛り。

- 体調安定、朝がクリア
- サイフの中身キープ、むしろ増える
- 思考のキレ復活
- “飲む?飲まない?” の迷いが消滅
派手なビフォーアフターじゃない。
静かに、でも確実に 人生が整ってきてる。
この静かに復活する感覚、クセになる。
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