【価格予想】ビットコイン、まだ上がるのか?2030年まで年別シナリオ
結論から言うと、今すでに約1,500万円/BTCを突破しているビットコインは、ETFや機関投資+半減期などの追い風により、2025~2030年の間にさらに伸びる可能性が高い。
ただし、強気は500〜1,000万ドル(10億円超え)/BTCという異常な話も出ていて、現実的には「リスク込みで分散する価値ある資産」と捉えるのが賢い判断。
✅ 価格予想表(USD/BTC)

年 | 弱気 | 中立 | 強気 |
---|---|---|---|
2025 | 120,000 | 200,000 | 300,000 |
2026 | 150,000 | 300,000 | 500,000 |
2027 | 200,000 | 400,000 | 800,000 |
2028(半減期) | 300,000 | 600,000 | 1,000,000+ |
2029 | 400,000 | 800,000 | 1,200,000+ |
2030 | 500,000 | 1,000,000 | 1,500,000+ |
💡 価格予想の根拠をもう少し丁寧に解説

どうしてこんな予想になるのか?根拠をわかりやすく整理してみた。
① ETF承認と機関投資家の本格参入

既にアメリカの現物ビットコインETFで1200億ドル超の資金が流入してて、今も増加中。Bernsteinはその追い風もあって、2025年に200,000ドルが「保守的だが確信ある」目標と評価している。
② 供給制限と半減期モデル

ビットコインは発行上限が2100万枚で固定。これ以上増えない。そして4年ごとの半減期で新規供給が削減される構造。Supplyが減れば、同じ需要でも価格は上がるという単純な経済原理によって、希少性が高まる。
③ インフレ・ドル不信による実需増

現代の法定通貨(円・ドル)への信頼が揺らぎ、インフレも進んでいる中で、国家に依存しない「デジタルゴールド」が欲しい人が増えている。
ARK Investは“デジタルゴールド”と実需(新興国の安全資産など)を合わせ、基準ケースで2030年に700,000~1,200,000ドル、強気なら2,400,000ドルという予測を立てている。
④ 機関投資家の具体的予測

- Bernstein:2025年に20万ドル(保守的だが確信あり)
- ARK Invest(Cathie Wood):2030年までに100万ドル~150万ドル(強気なら240万ドル)
- Tom Lee(Fundstrat):2025年までに15万~25万ドル、その後300万ドルもあり得ると述べている
✔ リスクもちゃんと理解しよう
規制(例:取引所禁止)、技術的問題(量子コンピュータなど)、マクロ経済の急変…これらのリスクを無視してはならない。だからこそ全力投資ではなく、分散の一部として捉えることが現実的と言う考え方もある。
🧭 結論:BTCは“ヘッジとしての資産”だ

- 今後5年:ETF+希少性+現物需要で年率30~50%のリターンも十分可能
- 2030年:中立で100万ドル、強気で150万~240万ドルという範囲も現実味あり
- リスクをあまり取れない人はポートフォリオの5〜10%程度のヘッジ的保有が現実的
だから結論として、ビットコインは単なるギャンブルではなく、インフレーション・金融不安へのヘッジとして有効なデジタル資産としてポートフォリオに組み込む価値がある。とはいえ、リスクとのバランスは自分で取るべきだ。
📎関連記事
- 時間選好とは?ビットコインが未来志向の通貨といわれる理由
- 【通貨の歴史】お金の進化を追ってみたら世界の本質が見えてきた
- ビットコインに投資すべき理由
- 【デジタルゴールドの真実】ビットコインはなぜ“金の代わり”になれるのか?
SNSシェア・ブクマ歓迎!今後も最新の価格見通しや分析を随時アップしていくので、チェックよろしく。
コメント